知っていて役に立つ化粧品の知識 肌質別スキンケアと肌トラブルの原因と対策

乾燥の原因と対策

乾燥

乾燥は、単なる水分の不足ではありません。
ですから、お肌に水分を与えることが必ずしも乾燥の改善策とは限りません。

角質層の細胞と細胞の間をつないで整列させている細胞間脂質という物質があります。角質層が細胞間脂質に満たされていると、うるおいが保たれたなめらかな肌です。

皮脂膜がはがれてしまうと、細胞間脂質が流れ出し、水分を保つことが難しくなります。細胞間脂質が不足すると、肌は水分を失っていきます。

お肌を乾燥させないためには、元々お肌が持っている、うるおい(細胞間脂質や天然保湿因子)を逃さないケアをすることです。
お肌にダメージを与えないスキンケアがポイントです。

一般的に、年齢を重ねた肌は乾燥傾向にあります。
加齢に伴いエストロゲンが減少し、それがお肌に影響することがあります。

更年期以降、必要に応じて(体の調子をふまえ)、ホルモン補充治療での改善方法があります。
また、植物性のエストロゲンは、大豆および大豆製品から補うことができます。健康を害さない範囲で、適度に食べましょう。


乾燥対策

洗顔はすすぎを含めて30秒以内
洗顔料を肌にのせてからすすぎまですばやく行いましょう。
すすぎは、泡が洗い流されヌルつきがなくなれば完了です。
すすぎすぎは、乾燥の元です。

脱脂力の強い洗顔料は避ける
皮脂を取りすぎてしまう洗顔料は避けましょう。
非常に乾燥しているときは、洗顔料を使った洗顔の回数を減らすことも必要です。

摩擦に注意
顔を洗うとき強くこすらない。
コットンで化粧水をつけるときは、コットンに十分に化粧水を含ませてからつけましょう。擦らず、肌を滑らすようにつけます。

年間を通して紫外線対策
紫外線はお肌にダメージを与え、乾燥の原因になります。
紫外線防止成分の入った製品を年間通して使いましょう。

古い角質を取り除く
肌の新陳代謝が滞ると、乾燥気味になります。
古い角質には、保水性が低いからです。
有効的なピーリング成分の入った製品で角質を除去しましょう。

アルコール(エタノール)の入った製品は避ける
アルコールは肌を乾燥させるので、入っていないものを選びましょう。

植物オイルを活用する
化粧品で保湿しても乾燥がおさまらない箇所に、植物オイルを数滴なじませます。特に夜のお手入れに取り入れるといいでしょう。
化粧用の精製された植物オイルを使いましょう。(オリーブオイルやホホバオイルなど)
アロマオイルや芳香性の高いオイルは使用しないでください。

化粧品で保湿する
水溶性の保湿成分、油溶性の保湿成分、油分がバランスよく入った保湿化粧品を選びましょう。
時間が経って、乾燥を感じる時は、乳液やクリーム等で保湿しましょう。


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